春が旬の山菜には、タラの芽、わらび、ふきのとう、うど、こごみなどがあります。
これらの山菜は、春の訪れとともに自然からの贈り物として楽しまれます。
それぞれの山菜には特有のおすすめの食べ方がありますので、代表的なものをいくつか紹介します。
【タラの芽】
タラの芽は天ぷらが一般的です。
下処理として、苦味を和らげるために軽く茹でる食べ方がおすすめ。
その後、水気を切って天ぷらの衣をつけて揚げます。
サクサクとした食感と、独特の風味が楽しめますよ。
【わらび】
わらびはアク抜きが重要です。
生の状態で苦味が強いため、水にさらしたり、茹でこぼしをしてアクを取り除きます。
アク抜き後は、おひたし、煮物、きんぴらなどにして食べられますよ。
【ふきのとう】
ふきのとうは、苦味が特徴ですが、ふき味噌や天ぷらにすると美味しくいただけます。
ふき味噌は、ふきのとうを茹でて細かく刻み、味噌と混ぜ合わせて作ります。
この味噌をごはんにのせて食べると、春の訪れを感じることができます!
【うど】
うどは生でも食べられますが、苦味があるため、薄切りにして水にさらすなどしてからサラダにしたり、きんぴらや煮物にすると美味しいです。
また、茎をさっと茹でて、ポン酢で食べるとシャキシャキとした食感と爽やかな味わいが楽しめます。
【こごみ】
こごみは、茹でておひたしにしたり、和え物、天ぷらなどにすると美味しいです。
若干の粘り気があり、独特の食感が特徴。
塩茹でして、醤油やだしで味付けをすると、そのままでも美味しくいただけます。
これらの山菜は、自然の恵みを直に感じられる素材です。
ただし、山菜にはアクや毒素を含むものもあるため、適切な下処理が必要です。
また、採取する際には、正しい知識を持って行うことが大切。